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「愛想もない歌をまだここでまだ歌ってんだ？」と
「苦しくない？そんなボロボロになってよ。」
「誰の為？」「何の為？」
何も返せない弱さとへし折れた夢ぶら下げて歩いていく

誰かの幸せが欲しくなって
何をやってるんだろうって
惨めになって立ち止まった僕は
その場所で旗を掲げるのさ
勝ちもなく負けもなく正義も悪もない
世界を望んで引いた線を
何かが違う様な気がして
気付けばまた足を踏み出した

あの頃、躊躇わず云えた言葉や
疑わず交わした約束も
目を塞いで、耳塞いで
叫ばないで、心押し殺しても
あの日の僕らは消えない

「愛想もない歌をまだここでまだ歌ってんだ」と
「悪くはない。こんなボロボロに見えても」
誰の為？何の為？自問自答を繰り返して
流されて離した信念
本当に無くなってしまう前に
今ならまだ「大丈夫」だって
あの日の僕らが笑った気がした
それだけで、それだけでまだ行ける